クリスト・ヤヴァシェフ Christo Javacheff
1935年6月13日ブルガリアのガブロヴォに生まれる。
1953年から3年間ソフィアの美術学校に在学した後プラハに移る。
1957年、ウィーンの美術学校に短期間在学。
1958年、パリに移ったクリストはジャンヌ=クロードと出会い、またこのころオブジェの梱包や、
布や紐などを使った梱包物《パッケージ》を作り始める。
アルチンボルド、ジュゼッペ<1527頃〜1593>
イタリアのミラノ出身の画家です。はじめタピスリーなどの装飾の仕事をしていましたが、
神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世に雇われ、宮廷画家となりました。
動植物などを組み合わせた怪奇な二重イメージの肖像を数多く残しました。
これらの肖像は宮廷の人気を博するとともに、20世紀のシュールレアリスムの画家達にも注目されました。
マルセル・デュシャン Marcel Duchamp (1887-1968)
1887年フランス生まれ。
1913年に米国で開催された「アーモリー・ショウ」に出品した作品「階段を降りる裸婦」がスキャンダルを巻き起こす。
翌14年、フランシス・ピカビア、マン・レイとともに米国に居を移し、ニューヨーク・ダダの中心人物となる。
多種多様な作品を創出したが、機械と肉体が合体したような作品を描いた後は、ほとんど絵画を放棄し、
「泉」をはじめとするレディ・メイドのオブジェを提示。
後に芸術を放棄してチェスにふけるなど、その生涯は謎と伝説に満ちている。
ジョージ・シーガル
1924 アメリカ・ニューヨーク生まれ
1949 ニューヨーク大学卒業、しばらく養鶏業を営む
1956 初個展(アメリカ・ハンザ画廊)
1961 “アウトサイド・キャスティング”手法の開始
1968 美術館での初個展(アメリカ・シカゴ美術館)
1998  国民栄誉章受章
2000 75歳で没
イヴ・クライン Yves KLEIN  1928.4.28−1962.6.6
フランスの画家。ニースに生まれ、パリで没。ヌーヴォー・レアリスムの代表的作家。
1958年なにもない「空っぽ」の展覧会を開き話題をまく。青一色のモノクロームの画面をみずから“インターナショナル・クラインズ・ブルー”と名づけ、青空のような「非物質性」を絵画化した。また、金箔、火、水、空気などのギリシャ哲学的元素を用い、さらに人体に絵の具を塗って画面にプリントを試みるなど、こうした身体的行為性の強調や、火炎放射器を用いた「火の絵画」や、雨や風の力を利用した絵画「コスモゴニー」など、自然の力の利用は、非物質的なものへのクライン自身の深い関心を形にするものであり、また宇宙的な力を目に見えるものにする試みであった。